昨日、エースハンターを持って射撃場に行ってきた訳ですが、そのときに痛感したことがあります。
「やっぱ、スリングいるなぁ~」
スリング(負革)というのは、銃に取り付けるベルトのようなもので、銃を肩にかけて持つことができたり、挙銃したときに銃を支えるように持つことができたりするものです。標準状態のエースハンターにはスリングは付いていないので、銃砲店に依頼するか、自分で付けるかしないといけません。
どちらにしても、銃の先台と銃床に金具を取り付けることになるので、新品の銃に穴を開けるのはイヤだし、来年にしようと思っていました。けれども、実際に銃を持ち歩いてみると、慣れていないせいか、不便なんですよね。
それで急遽思い立ってスリングを自作・取り付けすることにしました。ちなみに、スリング用金具ではなく、ホームセンターで揃えたものです。どうも専用の金具は強度が弱いような気がして、ステンレス製の金具で揃えました。少し大きすぎる感じがしますが、強度優先です。
まず、エースハンターを逆さまに置きます。
金具を取り付ける位置を確認します。
先台は、平らな場所に取り付けることができますが、銃床は削って平面を出す必要があります。まず、先台の方から作業を始めます。位置を決めて、錐でネジ穴の部分に穴を開けます。ネジよりも3mmほど長い穴が開いたら、ドリルで少し穴を広げます(広げすぎ注意)。2箇所穴が開いたら、金具を取り付け、ネジを締めて出来上がり。
問題は、銃床側です。金具を取り付けれるように、銃床を削らないといけません。あまり考えすぎるとうまくいかないので、ざっくりと位置決めして、一気に削り落としました。
木の地肌が出てきたので、アマニ油を塗っておきます。なかなかいい感じの色になっています。今猟期が終わったら、ニスを落としてオイル仕上げにしよーっと。で、先台と同じようにネジ穴を開けて取り付けっと・・・ ハイ、失敗しました! 1mmほど歪んでます! このサイズの金具だと、1mmの歪みでもハッキリわかりますね~ ということで、写真はなし!
さて、なんとか金具を取り付けることができたので(歪んでるけど)、次はスリング本体の作成です。作成といっても、使わなくなった革ベルトを加工することにしましたので、ラクチンです。
さっくりと金具を取り付けて完成。
これでエースハンターの持ち運びも万全。ニスを落としてオイル仕上げするのも楽しみになってきました。
了