慣らし撃ち完了!

猟期を目前に控え、エースハンターの慣らし撃ちとゼロインのため、射撃場に行ってきました。

射撃場に行く前に、狩猟登録証を受け取るために銃砲店に寄ります。これでついに狩猟の第一歩を踏み出せるのかと思うと、感慨深いものがあります。書類や帽子・ベストを受け取り、店主と少し話してから、そそくさと射撃場を目指します。

最寄の射撃場は、電車と徒歩で1時間半ほどかかりますので、急がないといけません。こういうとき、クルマがあると便利なんですが・・・ 来年は、スーパーカブでも買おうかな・・・

最寄駅を降りてから30分ほど入ると、住宅地を抜けて山間の県道になりました。あと30分ほど県道を登れば、射撃場に到着です。歩いていると、デカいカマキリを発見。ほっとけばいいのでしょうけど、このままだとクルマに轢かれるのがオチなので、ついつい救助してしまいました(余計なお世話)。

カマキリ救助

カマキリが道端をウロウロしているくらいなので、結構な山の中です。

射撃場へ

こんな山の中を歩くこと30分、ようやく射撃場に到着しました。この時点で、12時過ぎ。昼ごはんを食べてから、受付で手続きをします。申込書に必要事項を記入して、所持許可証とともに提出すると、所持許可証の銃番号と実銃の銃番号が合っているか、チェックしてくれました。

的紙を10枚もらって射場へ移動。射場にはライフルレストが置いてあり、自由に使えます。的紙をクリップに挟んでスイッチを押すと、ワイヤーで10m先まで運んでいってくれます。射撃が済めば、スイッチひとつで手元に戻ってくるので便利です。

持参した自作レストを設置して、エースハンターを載せます。銃床側はクッションで支えます。まず、スコープの水平(横方向)を出す作業から始めます。マウントリングがワンピース構造なので、前後のマウントリングがずれていないか調整する作業は省略します。自己流ですが、理屈上は正しいと思います、たぶん。

エースハンター
エースハンター

まず、エースハンターの水平を出します。これは少し悩んだのですが、マウントリングがワンピースで上部に平面があったので、一旦スコープを外して、そこに水準器を置きました。水準器は、ホームセンターで買った安物ですが、用は足りるでしょう。

エースハンターの水平を出す。
エースハンターの水平を出す。

エースハンターの水平が出たら、スコープを取り付けます。スコープは、上部ダイヤルのところに平面があるので、そこに水準器を置きます。水平が出たら、スコープのネジを本締めして準備完了。装薬銃の場合、反動が強いのでスコープの固定にも色々ワザがありますが、エアライフルの場合は普通にネジ留めしておけばOKです。

スコープの水平
スコープの水平
ペレット各種
ペレットは、FXプレミアムを使用。青いのはフェルト弾です。
10m先の標的
エースハンターから見た10m先の標的。遠い!

さて、準備万端整いました。いよいよ射撃開始です! エースハンターの取説には、「慣らしは、3回ポンプで200発ね」と書いてあります。ということで、3回ポンプして記念すべき一射目を発射!!

「パンっ!」

ん? どこにも着弾していません。たぶん、標的を外れて視認できていないのでしょう。次弾を装填して、再度標的の真ん中を狙います。「パンっ!」 今度も着弾がわかりませんでした。でも、たぶん照準よりも下の方にずれていると思われるので、照準を上方へずらして3発目。

「パンっ! カンっ!」

発射音とほぼ同時に標的に穴が開くのが見え、鉄板に当たって砕け散るペレットが確認できました! 思ったとおり、かなり下に着弾してます。スコープに付いているダイヤルで調整しながら、少しずつ着弾を上にあげていきます。

ゼロイン
ゼロイン中・・・

結局、ダイヤルを目一杯調整すると、照準の下1cmくらいのところにまとまるようになりました。マウントリングが高めなので、10mでゼロインさせるのは無理のようです。ま、実際には10mの距離まで獲物に近づけることはないでしょうから、30~40mでゼロインしたいところです。後日、弾道計算ソフトを使ってみることにします。

さて、とりあえずゼロインも済んだので、あとは200発撃ちまくるだけです。的紙が足りないので、ボールペンで黒丸を書き足し、10発ずつ撃ち分けることにします。

慣らし撃ち
折り返し地点の100発目。まだ先は長い・・・

大体15mmくらいでグルーピングしている感じでしょうか。そうすると、計算上は30mで45mm、50mで75mmのグルーピングが出ることになります。うーん、微妙・・・ 実際の猟場では、もっと条件が悪くなりますから、ほとんど当たらないでしょうね・・・

その後、なんとか射撃場が閉まる16時までに200発を打ち終え、慣らし撃ちを終了しました。本当は、もっと前に慣らしを終えて射撃の練習をしておかないといけなかったんですが、ズルズルと行きそびれてしまいました。今回行ってみて実感しましたが、かなりの練習が必要です。もう、練習というか修行っていうくらい必要です。

少し気になったのは、20発ごとに5回ポンプでフェルト弾を撃つようにしていたんですが、フェルト弾を撃った直後は、ポンピング時に「プシュ」と空気が抜けてしまうんですよね。一度、シャープチバさんにも聞いてみたんですが、慣らし撃ちが終わったら収まるとのことでした。どうもあんまり変わらないような気がしますが、もう少し様子見してみます。

なにはともあれ、猟期を迎える準備はできました! 来週が楽しみです。

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