50m先のグルーピングを計算してみる。

なんのことやらわからないタイトルですが、正確には「10m射撃場のグルーピング結果から、50m先のグルーピングを計算してみる」です。

エアライフルの撃てる射撃場って、ほとんどが10m射撃場なんです。50m射撃場だと、日本中探しても数えるほどしかありません。なにやら、色々な規制だなんだかんだがあるらしいですが、まあ行政のやりそうなことですね。猟友会がんばってください。

ということは、エアライフルハンターの場合、射撃場に行っても10mのグルーピングしか確認できない(人が多い)訳です。実際の狩猟では、10mの距離まで獲物に近づくのは難しいでしょうから、現実的には30m~50mくらいの距離で撃つことが多くなると想定すると、不便な話です。

ですので、どのくらいのグルーピングかを想定しておいて、実猟に役立てよう! ということで、計算してみます。まず、わかっているのは、銃口から標的までの距離が10m、10mでのグルーピングが15mmくらい、ということです。

我が家で一番勉強していると思われる娘に聞いてみました。

私 : 「ちょっと教えて欲しいんだけど。」
娘 : 「なに?」
私 : 「こういう三角形があって、aの長さが伸びたとき、bの長さってわかる?」
娘 : 「三角関数。」
私 : 「そうだよねぇ~ で、どうやったらいいの?」
娘 : 「教えてあげるから、どうぶつの森買って。」
私 : 「買う買う。で、どうやったらいいの?」

タフな交渉を制した結果、教えてもらった式は
tanθ=b/a

b=tanθ*a
です。

まず、tanθを求めます。「7.5/10000」の結果ですから、「0.00075」になります。20mと仮定した場合、bの長さは「0.00075*20000」ですから「15」mmとなります。これを2倍した30mmが、20mでの推定グルーピングサイズということになります。

同様に計算すると、30mでは45mm、50mでは75mmのグルーピングということになります。

10mで10mmのグルーピングを出した場合であれば、30mで30mm、50mで50mmとなり、かなり実用的な感じになってきますね~ やはり、もっとグルーピングのまとめなければ・・・ 目標、10mで10mm!

ただし、実際の射撃では、弾丸は放物線を描いて飛んでいくことを考慮する必要があります。距離に応じて、着弾が上がるのか下がるのか把握できていないと、正確な射撃はできないわけです。

そんな難しい計算は私にはできないのですが、世の中には弾道計算ソフトというものがあります。これを使えば、私でも簡単に弾道の計算ができてしまうというスグレ物。次はこのソフトを使ってみたいと思います。

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