淡路島歩いて一周2019 1日目

2019年4月27日10:00 晴れ。

ほぼ1年振りにジェノバライン岩屋港行き乗り場に戻ってきた。みたび、淡路島一周にチャレンジするためにである。


淡路島歩いて一周2019 準備編

岩屋港行き乗り場

去年は海が荒れていて怖い思いをしたが、今年は風がなく穏やかな海だ。少し肌寒いので甲板には出ず、船内の席でしばし過ごす。15分ほどで岩屋港に到着した。

とりあえず、いつもの場所で記念撮影パチリ。今回の旅では、体への負担を減らすため極力装備を減らしている。食料も水も現地調達だ。
岩屋港

今年は大型連休とあって、いつもより環境客が多い気がする。まあ、自分も観光客のひとりなのだが・・・ 楽しそうな家族連れをしり目に、たったひとりバックパックを背負って出発する。
こう書くとなにか寂しそうな感じになってしまうが、好きでひとり旅をしている身だ。これ以上の贅沢はないんだろう。しかし、娘が小さかったとき、家族で行ったキャンプは楽しかったな・・・ もう大学生なので一緒にキャンプに行くこともないだろうが・・・

おセンチなことを考えながら、慣れた道を南下していく。天候は良好だが、ちょっと肌寒いのが気になる。去年は猛烈に暑い夏だったが、今年はGWに入っても肌寒い天気が続いている。晴れているときはいいが、3日目以降は雨の予報なのでちょっと心配である。
岩屋港を出発

1時間歩いて1回休憩のペースを守り、延々と歩く。前半はほぼ平たん路だが、20~30mの細かいアップダウンが続くので、地味に効いてくる。
1日目のキャンプ地まで約32km、順調にいけば18時頃には到着予定だ。

海沿いの道
海沿いの気持ちよい道を歩く。初日ということもあり、ついついペースが上がってしまうが、ゆっくりを意識する。先は長い。

例の観音像
すでに廃墟と化している観音像。すでに管理している方はいないらしいが、今後どうするんだろうか。去年の台風でよく倒れなかったもんである。

途中でパッキングを修正した。ブランケットを下側に付けていたが、バックパックが小さいのでバランスが悪い。フラップでとめて、サンダルを外に出した。ちょっとサンダルがカッコ悪いがやむを得ない。

再パッキング

前回前々回のチャレンジでも、行動中の食事はコンビニで済ませていたので、今回はちゃんとしたお店に入って食事しようと思っていた。ただ、歩きなのでルートをそれて店を探すわけにもいかない。必然的にルート上のお店を探すことになるのだが、これに手こずった。

まず街中を歩いているときは結構お店があるのだが、街を出るとまったくお店がない。つまり、あんまり選択肢はない。どこでもいいから開いているお店に入ればよかったのだが、うどんが食べたかったので、いくつかのお店をスルーする。

これがいけなかった。
気づけば13時を過ぎている。それほど空腹というわけでもないが、コンスタントな補給は大切だ。しかし、ここまでくると意地でもうどんを食べたくなってくる。さらに歩いて14時すぎ、ようやく遠くにうどん屋さんの看板が見えてきた。

「やっとうどんが食べられる・・・」
そう思ったら突然おなかが空いてきた。うどん屋さんを目指して自然とペースも上がる。10分後、ようやくうどん屋さん近くまでたどり着いたが、なんとなくお店やってる感がない。

いやな予感をおぼえつつ、うどん屋さんに到着。案の定、目にしたのは「準備中」の看板・・・

結局、さらに1時間歩いた15時頃、コンビニでおにぎりとどん兵衛を食べたのだった。 うーん、結局コンビニごはんか・・・

遠くの洲本

薄暗くなってきた17時頃、ようやく遠くに洲本市が見えてきた。歩きだとまだ1時間以上かかるが、まあそれでもほぼ予定通りだ。
ところが、ここからが精神的にきつかった。キックボードならあっという間という印象なのだが、歩けども歩けども着かない。

ようやく1日目の目的地に到着したのは、日暮れ寸前の18時40分。
32km、8時間20分の行程だった。
到着

暗くなるなか、急いでルナーソロを設営。海からの風が強くかなり気温が低いが、公園内なので火を起こすことはできない。そそくさとコンビニおにぎりを食べたころは、あたりは真っ暗になっていた。

UCO

27日21:00、明日に備え早々にテントに潜り込んだ。

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