前回、見事に失敗したダッチオーブンシチュー。軽く６～７人前はあります。コレどうしよう・・・
私は根っからの貧乏性なので、捨てるという選択肢を持てません。胃腸は丈夫なので、食べても大丈夫でしょう。こうなったら全部一人で食べてやる！！っと意気込んで食べ始めたものの、あまりのエグ味にすぐギブアップ。
とてもじゃないですが、食べられたものではありません。肉と野菜、赤ワインとデミグラスソースを合わせて作られたものが、なぜこんな味になるのか、我ながら不思議です。これはさすがに捨てるしかないのか・・・とあきらめかけた時。
「もったいないから、そのまま置いといて」
と、妻からの一言。「え、コレどうすんの？」と思わず聞き返しましたが、なんとかするという心強いお言葉です。これまで何度も私の失敗料理を復活させてくれた実績があります。ひょっとしたら、今回も・・・と一縷の望みを託しました（これを社会では丸投げといいますね）。
翌日の帰宅後・・・
「アレどうなった？」と聞く私に、妻が指差した先には・・・
鍋いっぱいのカレーが！！！
結局、エグ味はどうしようもなく、肉や野菜などの具材だけ救出して、残りのスープは捨てるしかなかったそうです。その、救出した具材を使って作られたカレーでした。
いや～今回はもったいないことをしてしまいました。しかし、失敗は成功の母といいますから、またチャレンジしたいと思います。