譲渡等承諾書とスコープ選び

購入する銃も決定したので、銃砲店に向かいました。

エースハンター サイドレバー5.5mm ノーマルトリガーで銃砲店に注文します。週末には、譲渡等承諾書を作成してくれるそうです。支払いはどうなるのか聞くと、「別にいつでもいい、銃を持つ人に悪い人はいないから」とのことです(^^)

さて、現行のエースハンターにはスコープが付属していません。アイアンサイトも付いていないので、どちらかは買わないといけません。アイアンサイトも渋いですが、ここは無難にスコープを購入することにします。

どんなスコープがいいのか銃砲店で聞いてみたところ、「どんなのでもいいよ! 空気銃だから射程短いし反動ないしね!」とのこと(^^;) エースハンターのオプションとして、タスコというメーカーのスコープを購入できますので、無難にいきたい方はそちらを選択するのが確実でしょう。私は色々と調べてみたかったので、インターネットで検索してみることにしました。

  • スコープ選びのポイント
    スコープに限らず双眼鏡などの光学機器は、値段と性能が比例するそうです。スコープも高いモデルは10数万円!とかするものもあります。コアな方は空気銃であってもこだわりのスコープを付けてらっしゃいますが、初心者の私はシンプルなモデルにした方が良さそうです。というよりも、予算オーバーになります(^^;)

     

    1. 対物レンズ
      対象物側のレンズを対物レンズといいます。対物レンズの口径は、「40mm」のようにのミリメートルで表します。対物レンズの口径が大きいほど、明るく見えます。同じ口径の場合、倍率が低いほう明るくなります。ただし、口径が大きくなるほど銃に取り付けた際に銃身に干渉してしまうため、スコープマウントを高くする必要があります。
    2. チューブ径
      本体の円筒部分の外径で1インチと30mmの2種類があります。1インチのものは、銃に取り付けた際の高さを低くできますが、30mmに比べると強度が落ちます。30mmのものは、強度が上がりますが、銃に取り付けた際に高くなります。軍用のスコープは、強度を優先して30mmのものが多いようです。スコープマウントの選択の際は、対応するチューブ径を合わせておく必要があります。
    3. フォーカス
      ダイヤルを調整することで、対象物に焦点を合わせる機能です。調整ダイヤルの位置によって、接眼側(接眼フォーカス)、対象物側(対物フォーカス)、本体側面(サイドフォーカス)の種類があります。
    4. レティクル
      レティクルには、クロスへアやミルドットなど、様々な種類があります。また、電池によってレティクルを発光させるタイプもあります。ミルドットであれば、対象物の大きさから距離を計算できたり、距離を元に狙点の位置調整が容易にできるメリットがあります。
    5. レンズコーティング
      レンズに様々なコーティングを行うことにより、反射を防いだり、像を明るくする事ができます。
  • 旧ハッコーのスコープ
    平成17年に倒産したハッコーという会社のスコープを販売しているゼロインというサイトがありました。有名スコープメーカーに比べると評価は高くないようですが、在庫処分となりますので割安で販売しているようです。

     

    初心者にはちょうど良いように思えるので、旧ハッコーのスコープから選ぶことにしました。どんなスコープが良いのか判断がつかないので、複雑な仕組みがなく標準的な性能のものを選びます。スコープに限らず、道具はシンプルな方が丈夫で長持ちします。

    上述のサイトで、レティクルが発光するような複雑な機能が付いていないモデルを選ぶと、だいたい2万円以下になります。外見上の大きな特徴である対物レンズのサイズは、30mm~50mmくらいまでありますが、大きすぎると取り回しが悪いので、中間クラスと思われる40mmくらいが良さそうです。

    チューブ径は30mmにしたかったのですが、適合するマウントリングを見つけることができず、1インチモデルにしました。強度優先の方が好みなのですが、1インチにすることでスコープの位置を低くできるため、取り回しや頬付けがし易くなる点が有利だという意見もありましたので、良しとします。

    そういえば、ウエスタンアームズ社から「M16 ゴルゴ13モデル」が発売されましたが、劇中のM16と同様、スコープがかなり高い位置に付いています。スコープ装着状態で、アイアンサイトも使える仕様らしいですが、アレってどうなんですかね?

    以上のようなことを悩んだ結果、「BCZW-3940M AO」という14400円のモデルにしました。

    • 倍率:3~9倍
    • 対物レンズ径:40mm 対物フォーカス(AO)付き
    • チューブ径:1インチ
    • 全長:325mm
    • 重量:440g
    • レティクル:T字型(ミルドットなし)
  • マウントリング
    スコープを銃に固定するためには、マウントリングが必要です。スコープには付属していないので、別途購入する必要があります。エースハンターの場合、レール幅が10mmのものが使えるようです。レール幅が20mmのものはライフル用や、エアソフトガン用のものが多くありましたが、10mmのものはあまり見かけません。

     

    スコープと同じ旧ハッコーのマウントリングを見つけたのですが、1インチ対応のものしかありません。前後のマウントリングが1体になっているワンピースタイプのもので、1000円とお安い価格です。

    高級品なら、BKLというブランドが有名で、近江屋さんでも販売されています。BKLの方が工作精度が良さそうなのですが、振動のない空気銃にはオーバースペックに思えたので、安いほうにしました。

    ただし、エースハンターがアンダーレバーの方はしっかりしたマウントリングを使った方が良さそうです。ポンピングの際、がっちりスコープを押さえつける必要があります。私はサイドレバーにしたので問題ないはず、です。

銃を手に入れる前にスコープとマウントリングが届きます。マウントリングが銃に装着できるか心配ですが、楽しみに待つことにします(^^)

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