着火道具のひとつとして、火縄を作ってみます。
火縄といえば、火縄銃が有名ですね。今回は、焚き火の着火に使うための携帯用の火縄を作ります。
まず、直径5~6mmくらいの綿ロープを用意します。できれば、金剛打ちという種類の目の細かいロープの方が望ましいですが、普通のロープ(3本より)でも構いません。
今回、手元に3本よりのロープしかありませんでした。このまま使用すると、端の方からどんどんほどけていってしまうので、使い勝手が悪くなります。その場合、いったん全部ほどいてから三つ編みにしてしまうと良いでしょう。
三つ編みにしたら、片方の端を結んでおきます。反対側の端をライターなどで炙ると、チャークロスのようにゆっくりと燃え続けます。この部分を火種として使います。
そのままでもいいのですが、消火用に細い金属性の筒を通しておきます。
消火したい場合は、筒のなかに火種を引き込み、指でフタをしてしばらく待ちます。酸欠になってすぐに消えますが、火傷にはご注意ください。
すっぽ抜けないよう、筒の端をペンチなどで潰しておくとよいと思います。
用途としてはチャークロスと同じですが、携帯性に優れています。焚き火道具のひとつに加えてみてはいかがでしょうか。
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