リオ・オリンピックでアーチェリーを観戦なさった方も多いと思いますが、トラディショナルアーチェリーというジャンルをご存じでしょうか？
最新の機材や素材を使用せず、伝統的（トラディショナル）な道具のみで行うアーチェリーを「トラディショナルアーチェリー」といいます。日本ではほとんど目にする機会はありませんが、海外ではひとつのジャンルとして確立しており、シューティングやハンティングで楽しまれています。
私自身、以前からアーチェリーに興味があっていつかはやりたいと思っていました。日本の場合、競技色が強いので全くの未経験者が始めるには敷居が高いような気がして躊躇していました。
トラディショナルアーチェリーの場合、日本では競技として成立していないので、いわば好きなように始めることができます（もちろん、スポーツとして最低限のマナーは守らないといけませんが、それは何をするにも同じことですよね！）。そういう意味で敷居が低く、未経験者がやってみるのにもってこいだと思います。
もちろん、敷居が低い＝簡単だという訳ではありません。単に的に当てることだけを考えれば、トラディショナルアーチェリーの方が難易度が高いでしょう。強いて言えば、最新のスナイパーライフルと先込め式のマスケット銃の違いというところでしょうか。
残念ながら、日本では弓矢を使った狩猟は禁じられています。どうしてもボウハンティングがしたければ、海外へ行くしかありません。
しかし、シューティングとしては、通常のアーチェリーと同様に楽しむことができます。装備がシンプルで軽量な分、アウトドアで楽しむには最適ではないでしょうか。
今後、ショップの方でもトラディショナルアーチェリー関係の商品を扱っていく予定です。ご期待ください！