スーパーカブをボアアップしてから、上り坂でアクセル全開にすると「スコっ」とトルクが抜ける現象が出るようになりました。
当初は、上り坂で負荷が高まった際にクラッチがすべっていると思っていましたが、クラッチをきつめに調整しても改善されません。どうも外れのようです。
次は、武川のFICON2の調整を試してみます。FICON2とは、インジェクションコントローラというもので、燃料の噴射量をコントロールするものだそうで、武川のボアアップキットを使うときは必須となっています。上り坂になったとき、燃料が薄すぎて燃焼不足みたいな感じになっているのではないかという予想です。
さっそく検証してみます。シート下のカバーを外すと、バッテリーの前にFICON2が見えます。噴射量の調整はカンタンで、前面あるダイアルを精密ドライバーで回転させるだけ。デフォルトでは「5」になっています。一気に増やさず、少しずつ増やしながら検証したほうが良さそうなので、「6」に変えてみます。
早速試運転です。いつもの上り坂で3速全開にしてみます。
「マ゛ア゛ァァァァァァーーーーーー」
坂の真ん中まできましたが、なかなか調子がいいようです。
「マ゛ア゛ァァァァァァーーーーーー」
無事に上り切りました!! 数日様子をみましたが再発しませんので、どうやら当たりだったようです。これで心置きなく猟場に出れます。9月には、スコープの調整と猟場の下見に行かなくては・・・
了