祝! 狩猟免許取得!!

狩猟を始めようと行動を起こしてから、はや10ヵ月弱。ついに狩猟免許を取得しました!

2次試験当日は、台風17号の影響で荒れ模様です。

心配していた電車の遅れもなく、30分前には会場に到着しました。作戦どおり、試験会場の周りを歩いて距離を測っておきます。私の場合、12.5歩で10mになりますので、「ここからここまでは何m」という具合に測っておきます。

が、雨脚が強くて会場に到着した時点で、靴はびしょ濡れ状態です。一応、玄関先で10mだけ測って、あとは実力勝負にしました。なんだかんだいって2種は「10m、30m、300m」の3種類を判別したらいいだけです。10mがわかったら、あとは芋づる式にいけるでしょーよ。

ということで、無事に受け付けを済まし、いよいよ試験のスタートです。まず、県の方から、狩猟の意義などについてと、試験の段取りの説明があります。罠・網と銃に分かれて試験が行われ、銃(1種と2種)は一旦ロビーで待機です。今回は、1種4名、2種1名(私)しかいません。

なんとなく、気付いてましたが、やはり2種のみ受験の人って少ないです。なぜでしょうね? 維持が大変な装薬銃よりも、(比較的)手軽な空気銃の方に魅力を感じる人が、もう少しいてもいいと思うんですが・・・ どうせ複雑かつ面倒な所持許可を申請するなら、玩具扱いの(されることの多い)空気銃よりもホンモノの(雰囲気がある)散弾銃だろってなもんでしょうか。

話を戻します。しばらくロビーで待っていると、担当の人が呼びにきました。まず、距離の判別を行うため、屋外に移動するそうです。

  • 距離の判別
    1人ずつ屋外に連れて行かれ、他の人は建物内で待機です。私は5番目です。ここまで来たら焦っても仕方がないので、覚悟を決めてボーっと待っているうちに、私の番が来ました。試験官の方に暴風雨の屋外に連れ出され、試験場所に向かいます。

     

    広い駐車場にいくつか目印が置いてあり、番号が振ってあります。とっさに10mの目印を探して目星をつけました。見た感じ、「5m、10m、20m、30m、50m、60m」のように思えます。2種ですから、10mと30mを判断できたらOKです。

    試:「今から3つの距離を聞きますから、該当すると思う目印の番号を言ってください。」
    私:「はい。」
    試:「では、10mと30mは何番ですか?」
    私:「えーと、2番と4番です。」
    試:「ちなみに、試験の対象ではありませんが、50mは何番ですか?」
    私:「は? 50m?(それ、なんで聞くの?) えーっと、5番ですかね・・・」
    試:「では次は、300mを判別してもらいます。あのマンションとあのマンションでは、どちらが300mですか?」
    私:「えーと、あっちです!」
    試:「はい、ありがとうございました。」

    一番、心配していた距離判別ですが、サプライズで50mを聞かれた以外は、無事に終了。自己採点はたぶん全問正解です。

  • 狩猟鳥獣の判別
    ロビーに引き返し、少し待つと試験官に呼ばれます。今度は、室内での試験です。狩猟鳥獣は、バッチリ予習してきたので、イケるはず、いやイケます。

     

    試:「では、今からイラストをお見せしますので、狩猟鳥獣か狩猟鳥獣でないか答えてください。狩猟鳥獣の場合は、名前を言ってください。」
    私:「はい。」
    試:「では、これは?」
    私:「ヒヨドリです。」

    ・・・と、順調に途中で詰まることもなく答えられました。が、最後の一枚で事件が起こります。

    試:「では、これは?」
    私:「・・・!(これはマガモ?? でも2種の鳥獣判別にマガモは入っていない・・・)2種の狩猟鳥獣ではありません!」
    試:「えっ? あぁ~じゃぁコレは?」
    私:「・・・!(これはモモンガ?? これも2種の問題じゃあないが、1種でも非狩猟鳥獣のはず・・・)狩猟鳥獣ではないです!」
    試:「はい、わかりました~」

    最後の2つはわからないが、それ以外は全問正解のはず。ここまで順調です。
    次の試験まで少し時間があり、試験官の方と世間話ができました。

    試:「玩具のほうのエアガンとかは持ってるんですか?」
    私:「いや、エアガンはあんまり・・・」
    試:「私たちはサル対策でエアガンを買って、追っ払ってるんですよ~」
    私:「エアガンでサルを撃つんですか!?」
    試:「そうそう。BB弾でね。」
    私:「へぇ~(面白そう)。それで効果はあるんですか?」
    試:「いや、一度は逃げてもすぐに戻ってくるね。アタマがいいから。」
    私:「そうなんですかぁ~。サルの数も増えてますしねぇ~。」

    最近、サルが増えているという話は聞いていましたが、実際に対策をとっているという話は初めて聞きました。それにしても、BB弾で追っ払うとは・・・ ほとんど効果なさそうですね。

  • 猟具の取り扱い
    最後は、猟具の取り扱いです。これは、エースハンターで何回も練習してきたので、自信があります。といっても、圧縮・装填・射撃姿勢という3動作だけでいいので、簡単なんですけどね。

     

    銃口を人に向けない、トリガーに指をかけない、動作の最初と最後に「実包なし! 異物なし!」の確認を行う、の3点だけ意識していました。結果、特に問題なく終了できました。

以上で、ようやく、試験を終了しました。自己採点は、なんと満点。しばらく、待つとロビーに試験結果が張り出されました。

・・・

私の受験番号があります!! 無事に合格しました。その後、狩猟免状を手渡され、晴れてハンターとなれました。これで、猟期にはカモやキジを獲りまくるのみ、です。

あ、その前に所持目的の書き換えと狩猟登録をやらないと・・・ さて、次はどういう言い訳で会社を休みましょうかね(^^)

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