前回からの続き・・・
今日は、会社を休んで初心者用猟銃講習会の申し込みに行きます。ところが・・・
前日に親戚が亡くなり、諸々のお手伝いに行くことになりました。しかし、9時30分には警察へ行く約束をしています。迷った末に朝一で警察の用事を済ましてから、駆けつけることにしました(ゴメンよ、おばちゃん)。
警察署を出てから家に帰って着替える余裕はないので、喪服を着て警察署へ向かいます。何度も前を通ったことはありますが、中に入るのは初めてです。玄関を入ると(何もしていないのに)制服警官の多さにビビります。受付のおばさんに生活安全課の担当者にアポがある旨を伝えると、2階で待つように言われます。
階段を上がって行くと、廊下の端に生活安全課があります。まるで刑事ドラマに出てきそうな薄汚れた(失礼)廊下です。10分ほど待っていると女性が呼びにきてくれました。生活安全課に入ると、私服のおじさん達が忙しく動き回っているなかを、奥の小部屋に通されました。「これが取調室か?」とキョロキョロ見回しますが、どうも普通の打ち合わせスペースのようです。
しばらくすると、50代くらいの人のよさそうな男性が登場。Hさんといって、猟銃の担当の方です。「猟銃等取扱読本」という冊子で、どのような手続きが必要なのか説明してくれました。同時に前科がないか、同居家族の状況なども聞かれます。銃所持の条件を満たしていない場合、申請しても却下されるだけなので注意が必要です。私は幸いにして問題なさそうでした。
次に所持に関する手続きを説明してくれました。
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- 散弾銃の場合
- 猟銃等講習会の受講
- 筆記試験に合格して、講習修了証明書をゲット
- 射撃教習資格認定を申請
- 射撃教習資格認定証をゲット
- 射撃教習を受ける
- 教習修了証明書をゲット
- 銃砲所持許可申請
- 銃砲所持許可証をゲット!
- 猟銃を所持
- 警察での確認
以上は、散弾銃の場合です。空気銃の場合もう少し簡単で、射撃教習を受ける必要がなく、猟銃等講習会を受講して講習修了証明書を取得したら、すぐに所持許可を申請することができます。
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- 空気銃の場合
- 猟銃等講習会の受講
- 筆記試験に合格して、講習修了証明書をゲット
- 銃砲所持許可申請
- 銃砲所持許可証をゲット!
- 猟銃を所持
- 警察での確認
今回は、空気銃を所持したい旨を伝え、猟銃等講習会受講の申請をしました。申請費は6800円、申請書用の写真(インスタントの証明写真でOK)が必要です。次回の講習会まで1か月を切っているため、もう少し余裕を見て次の講習会に申し込んだ方がいいのではないかとアドバイスされましたが(2、3カ月前から準備する人もいるらしい)、1か月以上準備期間をおいても集中力を保てなさそうなので、早めに受けることにしました。どうせ落ちるなら、早い方がいいし(^^;)
担当者は感じの良い方で、ネットで見かけるような意地の悪い担当者ということはありませんでした。ただ、銃を所持することの責任の重さについては、強調されていました。なにはともあれ、無事に所持許可に向けて第一歩を踏み出せました。講習会に向けて勉強に励むことにします。