ガンケースを自作してみる。 その1

エアライフルを持ち歩く場合は、銃だとわからないようケースに入れておく必要があります。ガンケースは数千円から売っていますが、革で自作してみたいと思います。

ライフルレストを自作したときは、革と木を張り合わせるだけで済みました。ガンケースとなると少し難易度が上がりますが、大事なエースハンターを入れるケースなので頑張ってみます。

まず、どのようなケースにするか? を考えます。通常、革でカバンなどを製作する際には、まず型紙を作ってから革を裁断するという流れになります。今回は、ワンオフで作るので、現物合わせで裁断します。

ケースの構造ですが、内側は柔らかい材質で包むことによって、ライフルを保護・固定するようです。それを参考に、ベルトで3ヵ所を固定し、スコープ周りにはクッションを入れることにしました。たぶん、銃身にストレスが掛からないようにしたほうが良さそうなので、完全に固定するのは一ヶ所だけにして、負荷を逃がすように考慮します。

持ち手の金具は、2mmの真鍮線を加工して自作します。写真の状態から輪の形に折り曲げて本体と持ち手の接続部分にします。

本体は、3枚の革を縫い合わせます。内側に固定用のベルト3ヶ所と小物入れを縫い付けます。あとは、持ち手とマチ部分を縫い付ければ完成です。

本体の表面です。ちなみに、手縫いです。安い革を使っているので、所々色ムラや傷がありますが、実用上は問題ありません。

本体右上に傷のような印が入っているのは、焼印の跡です。

あとは、マチを作成して本体に縫い付ければ完成です。でも、縫う距離が長いので、手縫いだと時間が掛かります。早く完成させないと、射撃場にも行けません。8月にエースハンターを入手してから、まだ1回も撃ってないのです。エースハンターの取説には、200発も試射するように書いてありますので、早いトコ射撃場に行かないと・・・

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