来月から、いよいよ猟期が始まります。今日は猟場の下見に出かけましたので、ついでに装備の確認をしました。
今期はできるだけ身軽にしたいと思います。

- エアライフル
エースハンター5.5mmサイドレバー。空撃ちと給油は欠かさず行ってきましたので、調子は上々。10月中に射撃場へ行ってゼロイン調整をします。射撃練習は全くやってません。ゼロインの時にできるだけ撃っておかないと・・・ - 双眼鏡
ニコンの防水双眼鏡、8×25D CF。倍率は8倍と少なめですが、小型軽量で首から下げていても疲れません。双眼鏡の性能は価格に比例するようですが、私にはこのくらいで十分かな。 - 手袋
猟場では釣り用の手袋(ネオプレーン)を使います。エースハンターは単発なので、その都度ペレットを装填しなくてはなりませんが、ペレットが小さいので手袋をしていると装填できません。この手袋は指先がカットされているので、手袋をしたまま装填できます。スーパーカブで移動中は、この上から革手袋を重ねて防寒対策します。
- ゴム長靴
ゴム長を使うハンターは多いそうなので、私も使ってみました。ホームセンターで2000円くらい。山用の靴よりも軽くて扱いやすく、自然へのインパクトも少なくすみます。靴底が薄く柔らかいので、慣れていないと長距離を歩くのはキツイです。靴下を重ね履きして足にフィットさせるのがコツ。今日の下見で久しぶりに履いてみたところ、どこかに穴が開いているようで水が染み込んできました。買い替えてもいいのですが、一度修理にチャレンジしてみます。
- ナイフ
切れるナイフなら何でもいいですが、高価なナイフよりも実用的(1万円前後)のものがいいです。私は、手持ちの何本かの中から気分で選びますが、Buck110が一番使いやすいような気がします。古き良きデザイン。性能は十分です。 - ロープ
5mのロープ(5mm径)を1本と、3m・1mの細引きを各1本持っていきます。細引きは長いのと短いのがあると、何かと便利ですね。
5mのは、急な斜面を下りるときに使うと楽です。身軽な人はロープなしでも問題ないと思いますが、山に入るときは1本持っておくと便利かと思います。
このロープは20年以上使ってます。 - バードコール
カモ、小鳥など、2~3種類持っていきます。効果があるのかわかりませんが、獲物が見当たらないときに実験してみます。今日の下見で試しに吹いてみたところ・・・ - 雨具
モンベルのポンチョ。小型のテントとしても使えるそうですが、実際に使ったことはありません。雨のときは出猟しませんが、急な雨対策としてスーパーカブのケースに入れておきます。あと、待ち猟をするときに使ってみようかなぁ。 - 非常時の対策
道に迷ったり、何らかの事情で下山できないときに必要と思われるものを持っていきます。私の場合、携帯電話・ライト・防寒シート・100円ライター・ライターの予備にファイアスターターなどを持っていきます。あと家族には、どの山に入るのか伝えておきます。私は数キロ歩けば下山できるような低山にしか入りませんが、数百メートルの標高でも道迷いや遭難事故は起こっています。まさか自分がとは思いますが、一応備えておいたほうがいいですね。
コンパス、ファイアスターター、ライターなど。 - 食糧
これも好みですが、私の場合は昼食用のおにぎり、行動食用にチョコレートを持っていきます。手軽なものがいいと思いますが、クルマで移動する方はシングルバーナーがあれば便利だと思います。寒いので・・・ - 書類とか
銃所持許可証、狩猟登録や、運転免許、現金などをセットにしてジャケットの内ポケットへ入れておきます。防水対策として、ジップロックは必須。
こんな感じで装備を揃えて下見に出掛けました。今日は新しいルートを確認するのが目的ですが、ついでに猟場も回ってみました。
夜明け頃、遠くでキジバトの鳴き声が聞こえますが、姿は確認できませんでした。猟期にはなんとか見つけないと・・・ 餌付けしてみようかなぁ。
猟場を一回りして、ファイアスターターで火を起こす練習をしてみたり、ダックコールを吹いたりしながら、ある沢筋に入りました。できるだけ音を立てないように進んでいくと、あちこちにイノシシの痕跡が残っています。
エースハンターでイノシシは無理だろうなぁとか思いながら歩いていると、岸辺からカモが2羽飛び出しました。距離は20mくらい。チラっとしか見えず、種類はわかりません。まだ10月初旬ですから渡りのカモではないんでしょうね。ひょっとして、ダックコールが効いたんでしょうか?
とりあえず、キジバトやカモがこの池に付くことは確認できました。猟期が楽しみです!
了