パスファインダーレンズと100均レンズの比較

当店では、着火専用のレンズとして、パスファインダーの各種レンズを取り扱っております。

レンズであれば、100均でも手に入ります。今回は、100均レンズと専用レンズの何が違うのかを検証していきたいと思います。

まず、100均レンズと専用レンズを並べて比較してみます。100均レンズは、100均で売っている虫メガネのうち、一番大きいものを購入し、レンズだけ取り外しました。
下の画像は、左側が100均レンズで、右側がパスファインダーの6xレンズです。

レンズのサイズ比較

大きさの違いは一目瞭然で、100均レンズの直径が約9cmあるのに対し、6xレンズは約3.5cmほどしかありません。
これには理由があって、100均レンズは虫メガネとして販売されているため、広範囲を見やすいように直径が大きくなっています。一方、6xレンズは、持ち運びしやすいように小さなサイズになっています。

通常、レンズで着火する場合は、レンズの直径が大きいほうがより多くの太陽光を集められるので、効率よく着火できます。6xレンズは、直径が小さい分、倍率を上げて(焦点距離を短くして)着火性能を上げています。

100均レンズは元々の用途が虫メガネなので、直径が大きく倍率が約2倍程度と低くなっています。パスファインダーのレンズは、持ち運びしやすいように直径が小さく、倍率が6~7倍と高くなっているのです。

アウトドアでは、持ち運びがしやすいというのは結構重要なポイントになります。レンズの直径が大きいということは、レンズ表面が汚れたり傷が付くリスクも高まるので、着火性能に影響する可能性もあります。

また、画像ではわかりにくいですが、レンズの厚みは両方とも同じくらいなのに、明らかに100均レンズの方が透明度が低いように見えます。レンズの材質については詳しくありませんが、恐らく品質上の違いがあるのではないでしょうか。

100均レンズ重量

PFレンズ重量

当然のことながら、サイズがこれだけ違うと重さ約80gほど違ってきます。

肝心の着火性能はというと、実際に試してみたところ、ほとんど差は感じませんでした。
5月の晴れた日の16時頃(無風)、チャークロスで試したところ、2~3秒で着火できました。もっと厳しい条件なら差が出るのかもしれませんが、通常の使用においては十分な着火性能だと思います。

~結論~
 ・100均虫メガネのレンズでも、大きなもの(直径約9cm)なら十分な着火性能がある。
 ・着火用レンズは、持ち運びしやすいサイズと重さでありながら、十分な着火性能がある。

当店としては、アウトドアで焚き火道具とするのであれば、着火専用のレンズをおすすめします。
とりあえず試してみたいという方であれば、100均の虫メガネが良いと思います。

~販売ページはこちら~
パスファインダー6xレンズ
パスファインダー7xレンズ
パスファインダー ソーラーイグニッションセット

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