猟期に向けて 装備編

11月に入り、いよいよ猟期が差し迫ってきました。初めての猟期でわからないことだらけですが、試行錯誤しながら楽しみたいと思います。目標としては、出猟するたびに必ず獲物を持ち帰る、を目指します。私には難しいと思いますが、やるからには真剣に頑張りますので、高めの目標設定です。おっと、仕事を休む段取りもしなければ・・・

で、猟期の前に道具の準備を済ませなければいけません。とりあえず、既存装備でなんとかするつもりですが、足りないものがないか整理してみたいと思います。

  1. エアライフル
    我がエースハンターは、まだ慣らしもゼロインも済んでません! これはさっさと射撃場に行かなければ・・・ ただ、近場には10mの射撃場しかないので、練習というよりも慣らしのためですが。まぁ、ハンターの腕はさておき、銃自体の調子は上々です。猟期までに、1日休みをとって射撃場へ行こうと思います。

     

  2. ナイフ
    フィールドでの活動なので、ナイフは必須です。これまで(狩猟以外で)使っていたナイフの中から、無難にBuck110を持って行きます。
  3. 服装
    鳥猟の場合、迷彩で揃えた方が良いと聞きますが、生憎迷彩の服は持っていません。エディバウアーのジャケット(茶)、マウンテンカーキのパンツ(茶)にします。ジャケットは革ですが、それほど重くはなく、保温性と機能性からちょうど良さそうです。本当は、FILSONのジャケットを新調したかったのですが、他にも色々と揃えたかったので保留にしました。来期には導入したいと思います。

     

    パンツは、普段使いにしているマウンテンカーキ一択です。丈夫な生地にしっかりした縫製で、フィールドでも動きやすいように股間部にマチが作られており、機能性が高いので気に入ってます。

  4. ハット
    普段、帽子は使わないのですが、山に入るということで安全・防寒のため、Filsonのハットを購入しました。残念ながら全く似合わないのですが、ファッションで身に付けるのではないので、いいのです。とはいえ、娘(中二)にまで「パパ、似合わない!」と断言されるのは精神的に厳しいものがありますが・・・

     


  5. 出猟予定の山は、積雪もなく標高も400~600mになります。ハンティングブーツでなくてもいけると思うので、天候が悪ければモンベルのトレッキングシューズ、良ければゴローのチロリアンシューズにしようと思います。

     

    ゴローというメーカーは、植村直己さんが登山靴をオーダーしたことで有名なメーカーです。革・縫製がしっかりしており、靴底にはビブラムソールが使われています。靴底がしっかりしていると、フラフラしないのでふくらはぎへの負担が少なくて済みます。

  6. 手袋
    25年使ってきた皮手袋が破けたので、買い換えようか修理しようか迷っています。買い換えるのなら、グリップスワニーG-1にします。一度、お店で試着したことがあるのですが、革と縫製の品質が理想的でした。ケブラー糸を使っており、革よりも先に糸が切れたら無料修理するという保証も、こだわりがあっていいです。なんといっても、お値段もお手ごろです。

     

  7. バンダナ
    というか、百均で買った迷彩模様のハンカチです。ペラッペラの生地ですが、顔に巻くのと、エースハンターのカバーにするため、数枚購入したものです。鳥猟の場合、服装も大事ですが、顔や手、銃などの露出を減らすのも重要だそうです。

     

  8. 双眼鏡
    獲物の探索、識別に双眼鏡は必須です。値段はピンキリで機種によっては、数十万円するものもありますが、私にはそこまでの性能は必要ありません(予算もありません)。手頃な価格と性能のものを探すと、ニコンのスポーツスター(8倍)が良さそうです。実売価格で1万円程度で、防水も付いています。

     

    下見のときは、父から借りたオペラグラスを持っていったのですが、きれいに良く見えるものの少々重たく感じました。まあそれでも、使えなくもないんだけれども、どうしようかなぁというところです。

    結局、会社帰りにニコンのスポーツスターを購入。何種類かの双眼鏡を覗いてみましたが、どれも視界が明るく良く見えました。スポーツスターは、価格と性能のバランスが私にはちょうど良いところでした。

  9. レンジファインダー
    諸先輩方のブログなど見ていると、レンジファインダーは必須という意見が多いです。確かにあったら便利でしょうね~ でも、初心者が最初から便利な道具を使うというのも楽しみが削がれるそうな気がします。初心者だからこそ、道具を揃えた方が猟果に繋がるという考え方もあるでしょうが・・・

     

    使い方としては、獲物を見つけたあとにレンジファインダーで距離を測っている余裕はないので、あらかじめ目標となるものの距離を測っておいて、それらを目安にして距離を判別します。最初から距離を目測できればベストなんですが、周囲の地形などによって錯覚しやすいんですね。

    山賊ダイアリーでは、獲物を撃ったあと、獲物までの距離を歩数で計測するという描写がありました。私の場合、一歩が約0.8mなので、12.5歩で10m、37.5歩で30mという計算になります。

    50m以上の射程では撃てないので、ある程度距離感は掴めるだろうと見込んで、今猟期は歩数作戦でいくことにします。ダメなら、すぐにレンジファインダーを買いますけど。

  10. コンパス
    今を去ること25年前、ボーイスカウトだった私は、シルバコンパスを常に持ち歩いていました。当時から方向音痴で、よく道に迷っていたのですが、先日の下見で再認識しました。今でも立派な方向音痴です。

     

    ということで、山に入るにはコンパスを必ず持っていきたいのですが、ボーイスカウト時代のコンパスはなくしてしまったので、雑誌の付録についていたコンパスを使っています。一応、方角は正しく示してくれますが、付録なだけあって作りはイマイチ。

    いざという時に使えないと困るので、少し良い物に買い換えようかと思います。ちなみに、腕時計のベルトに付けられるタイプの1000円くらいの小型コンパスは何度か使ってみましたが、いずれもすぐに壊れて使い物になりませんでした。

  11. 地図
    先日の下見では、地図を持たずにスマートフォンのナビ機能を使ってみました。結果、市街地では便利ですが、山の中では精度が悪く、使い物になりませんでした。

     

    ということで、猟場付近の地図(1/25000)を購入しました。これで地形を把握しておきたいところですが、昔から地図を読むのは苦手で少々不安です。なんとか頑張ります。

  12. iPhone
    前述のとおり、山の中ではイマイチですが、写真やら時刻表やらであったら便利でしょう。荷物にもならないし、一応持って行きます。

     

  13. 鴨キャッチャー
    ボーイスカウトでは、「備えよ常に」と教えられました。つまり、何事が起こっても対処できるよう普段から準備しておく、ということです。その精神を発揮して、獲物が獲れたときのことも考えておかなくてはならないでしょう。

     

    ま、獲らぬ狸の皮算用とも言いますが、幸運にも獲物が獲れたのに回収できなかった、なんていうオチは絶対に避けないといけません。山賊ダイアリーでは、撃ったカモを回収するため、真冬の池に入水していますが、20代の頃ならまだしも、私では生還できなさそうです。

    そこで、「鴨キャッチャー」なるものを用意します。要するに、竿とリールで、オモリをつけた針を飛ばして、水面に浮かぶ鴨を引っ掛けようというものです。これなら、手持ちの釣り道具で工夫すれば作れそうですし、たぶん30mくらいの獲物は回収できそうな気がします。

  14. 獲物袋
    獲物が獲れたら、持って帰らないといけません。調べてみると、獲物をビニール袋のような密閉された袋で保管すると、肉が蒸れてしまって痛むため、麻でできた肉袋や、タマネギなどを保管するメッシュの袋が望ましいそうです。

     

    ネットで探してみましたが、良さそうなものが見つからなかったので、100均で売っていた洗濯機用の保護ネットで代用してみます。

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