ガンケースを自作してみる。 その3

昨年10月に作り始めたガンケースですが、先に帆布製のカバーを作ってしまったので放置してました。4月には、銃の一斉検査がありますので、ボロい銃カバーだとカッコ悪い、ということで、ガンケース製作を再開することに。

ガンケースを自作してみる。 その1
ガンケースを自作してみる。 その2

さて、マチ部分の手縫い中に止まっている状態でしたので、とりあえず手縫いを完了させてしまいます。「怪物魚を追え」を観ながらチクチク縫っていると、約4時間ほどで終了!

ガンケース
ほぼ完成。あとはコバ(革の端の部分)を整えて磨いたり、オイルを入れたり。

写真右側にある傷は「焼印」の跡です。レザークラフト用の牛革は、部位によって焼印が入ることがあります。傷といえば傷なのですが、鞄などの場合、あえて焼印を目立たせるようにすることもあります。

ガンケース内部
銃身をベルトで留め、銃床を2箇所で支える構造です。空いたスペースに小物入れも付けてみました。

さて、手縫い作業さえ終わってしまえば、あとはコバを磨いて全体にオイルを入れれば完成です。試しにエースハンターをいれてみると、なかなかイイ感じです。ひょっとすると、銃の重さでケース本体がよじれてしまうのではないかと心配だったのですが、ケース内でうまく安定しているようです。

ガンケース内部エースあり
エースハンターを入れた状態。銃身を固定しただけであとはフリーの状態です。革が厚いので、特に問題なさそう。
ガンケースエース入り
エースハンターを入れた状態のガンケース。布製と違って銃の形がわからないので、ガンケースだとはわかりにくいですね。

持ってみると、かなりの重量感です。普段はスリングを付けて肩に担いでいるので気になりませんが、片手で長時間持つのは辛そうですね。当初、スリングを付けれるようにしようかと思いましたが、この手のガンケースはスリングで肩に掛けるという使い方をしないことが多いようです。

たぶん、ライフルのようなデリケートかつ重要なモノを扱う際には、肩からブラさげるようなことをせず、きっちりと手で持っておくのが当然!! みたいなライフルマンの信条的なことがあるのだろうと思い、手提げ式にした次第です。

やっとガンケースも完成したので、我がエースハンターを収めて銃検査に臨みたいと思います。

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