さて土曜日がやってまいりました。今日も6時に自宅を出発、7時に猟場着。
おにぎりを食べてから、いつもの沢に入ります。
「どうせ、カモなんていないよ・・・」
と頭をよぎるネガティブな考えを振り払い、音を立てないように一歩一歩進んで岸辺に到達。ここまでは順調です。
水面は朝日に照らされて水蒸気が立ち昇り、とてもきれいです。が、カモの姿はありません。
岸辺に沿ってカモの姿を探しますが、それらしい気配はなし。
岸辺でじっと動かないカモを見つけるのは難しいので、見落としているかもしれません。急には動かず、しばらくじっと息を潜めますが、カモが動き出す気配はなし。木の枝を投げ込んでみますが、やはり反応はありません。
諦めて、池の周りを一周してみます。
今日も天気は良く、朝日が水面を照らす光景を見ているだけで十分のような気がしてきます(笑)
日陰の繁みは凍りついています。年内には池も凍るでしょうから、それまでに獲物が獲れるかどうか・・・
池を一周したあと、今まで入ったことのない西側の登山道に入ってみました。登山道といっても登山者とは一人も会いませんので気楽です。
途中、メジロなどの小鳥はたくさんいましたが、狩猟鳥の姿は見えず。
2時間ほど山の中を彷徨った揚句、池に戻って待ち猟をしてみます。テンチョを張って中に潜り込み、おにぎりを齧りながらボケーっと待ちます。
テンチョ(モンベルのポンチョで、一人用テントにもなる)は使ってみると意外と便利ですね。最初は中途半端かなあと思いましたが、軽いし嵩張らないし、こんなもんでしょ。一泊したことはありませんが、簡易シェルターとしては十分だと思います。
そのうち、テンチョで一泊してみようかなぁ・・・とか思いながら3時間ほど待ちましたが、やっぱりカモは来ません。
ふと空を見上げると、いつの間にか雲が出ていて、ひと雨来そうな気配です。降られるとやっかいなので、早々に退散することにしました。
9連続ボーズ更新中・・・
了