目指せ! ルービックキューブ完全制覇!

ふとしたきっかけで、ルービックキューブを買った。40代以降の方で知らない人はいないと思うが、若い人は知らないかもしれないので、一応説明しておくと、立方体の形をしたパズルである。立方体の6つの正方形は、それぞれ1色ずつ着色されている。正方形は、それぞれ9つのブロックに分けられており、回転できるようになっている。ブロックを回転させて、6面全部の正方形の色を合わせるパズルだ。

ずっと気になっていた?


子供の頃やったことはあるが、1面しか色を合わせることができなかった記憶がある。それほど必死で取り組んだ訳ではないが、ちょっとやってみたけど、全くできないからやーめた、みたいな感じだったはず。なぜ今更やろうと思ったかというと、とあるB級映画の小物としてチラっと出ていたのをみて、ふと「今、真剣にやったら解けるのかな?」と思ったのだ。

若いころに比べたら、脳の性能は落ちているのかもしれないが、それをカバーして余りある経験というものがあるはずだ。ルービックキューブは記憶力のゲームではないと思うので、今現在までに培われた分析能力、洞察力を総動員すれば、ワンチャンあるのではないか? そんな風に思えた。映画でチラっと見ただけで興味がわいたということは、じつは昔解けなかったことが心の底では悔しかったのかもしれない。それなら尚更、まだ頭が働く今のうちにチャレンジしておきたいではないか。

年内にできたらいいな


そうと決まったら、すぐにやってみよう。さっそくヨドバシカメラに注文する。1500円だった。恐らく、長時間取り組むことになると思うので、安い買い物だろう。翌日、届いたルービックキューブをさっそく使ってみる。見た目は変わらないが、ブロックの回転が格段に滑らかになっている。昔はもっと固くて、回転させるのがぎこちなかったが、これはいい。

パッケージには、すべての色を揃えるための攻略法が書かれた説明書が同封されているらしい。それを見れば誰でもクリアできるみたいなことが書いてある。攻略法に頼る気持ちは毛頭ないし、ネットで検索したりもしない。私には不要なので破り捨ててやろうかと思ったが、何があるかわからないので、一応保管しておくことにする。

私の目を引いたのは、パッケージに書かれていたコピーだ。攻略法を見ず自力で解いた場合は、IQ130相当なのだそうだ。IQ130というのはどの程度なのか知らないが(そもそも自分のIQがいくつかも知らない)、相当高いと考えるのが妥当であろう。相手にとって不足なし。

とりあえず、テキトーにガチャガチャ回して色を混ぜてから、一面揃えてみた。一面揃えるだけなら簡単だ。しかし、2面揃えようとすると行き詰った。いいところまでいったのだが、最後の2個を揃えられない。確か、昔やったときもここまでで挫折したような気がする。その後、ガチャガチャ1時間ほどやってみたが、進展はなかった。一面揃えるのと同じやり方をやっていてもダメだ。

おそらく、部分的に色を揃える方法が何パターンか存在し、それらを組み合わせて色を揃えていくのではあるまいか。その方法が攻略法に書いてあるのだろう、たぶん。その方法を自分で編み出すことができれば、ゴールに近づくことができるはずだ。今はどこにゴールがあるのかもわからないが、コツコツやっていればそのうち活路が開けるだろう。

といっても、一か月やそこらで解ける気がしないので、今年中のクリアを目標としよう。ヒマつぶしにはもってこいなので、キャンプで焚き火を眺めながらガチャガチャやるのも楽しそうだ。

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