今年も解禁日がやってまいりました。
朝から雨が降っていましたが、昼前には止みました。昼からは晴れるようなので、遅めの11時に自宅を出発。山道を1時間かけて猟場へ到着しました。
装備を整え、エースハンターを8回ポンピングしておきます。溜池に繋がる山道を下っていきますが、音を出さないように気を付けないといけません。
よく鳥は視力が良いと言われますが、音に対する反応もなかなかのものです。公園の池で泳いでいる鴨なら手で捕まえられそうなくらい人に慣れていますが、山中の溜池にいる(ハンターに狙われる可能性がある)ような鴨なら、100m離れていてもガサガサ歩くとすぐに飛ばれてしまいます。
今日は、直前まで雨が降っていたので、落ち葉が濡れていて歩きやすい状況です。うまく溜池の半分ほどを見渡せる場所に付くことができました。
ここからが勝負です。姿を見せないよう藪の陰から見てみると、溜池の真ん中あたりに鴨の姿が! スコープで確認するとカルガモです。
距離は目測で約50mほどでしょうか。私のエースハンターは、32mでゼロインするように調整してありますので、50mならレティクルの下約10cmのあたりに着弾するはずです。
ちょっと距離が遠いのですが、このままだと溜池奥の茂みに入ってしまいそうなので、ここから撃つことにします。鴨の頭上にレティクルを合わせ、引き金を絞ります。
「パァーン!」
乾いた射撃音が響いた次の瞬間、鴨の手前1mあたりの水面に着弾するのが見えました。鴨は一瞬動きを止めたあと、ゆっくりと飛び立つと溜池の上を一周して去っていきました。一旦飛ばれてしまうと、空気銃ではどうしようもありません。
どうやら、思っていたよりも距離が遠かったようです。60~70mくらいでしょうか。そのために想定よりもドロップ量が多かったため、狙いよりも手前に着弾しました。
その後、しばらく待ち猟をしていましたが獲物の姿は見えず、15時頃になると雨が激しくなってきたので撤収。2016年初猟もボウズで終わりました。私の狩猟は、大体こんな感じでゆるーくやってます。