トラディショナルボウのリムを補修する。

古いトラディショナルボウのリムが欠けていたので、補修してみました。

中古で手に入れたビンテージものです。大きな傷やヒビはなくまだ使えそうですが、目に見えないダメージが蓄積されている可能性があるので、すぐに壊れてしまうかもしれません。

特にリムには大きな負担が掛かるので、未使用状態で保管していても経年劣化で折れる可能性があります。まあビンテージものということで、仕方ありません。

トラディショナルボウ
古い割には良い状態です。

写真では見えませんが、上リムの先端が欠けています。実用上は問題なさそうですが、これ以上の悪化を防ぐため、補修しておきます。

少し欠けている程度なので、パテを盛って整形することにしました。2液性のエポキシ接着剤に革の粉を混ぜてパテにします。

修理中
エポキシ接着剤だけでは粘度が低いので革の粉を混ぜて粘度を上げます。

少し多めに盛っておくのがコツです。ただし、盛りすぎると後で整形するのがタイヘンなのでほどほどに・・・

乾燥中
完全に硬化させてから整形します。

今回は、リムの先端でダメージが小さかったので修理できましたが、基本的にはリムにダメージのある弓は使わない方が安全です。シューティング中にリムが破損すると大変危険ですので、お気を付け下さい。

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