サバイバル風人間ドラマ「The Naked XL 12人の挑戦」

2016年も9月に入り、ケーブルテレビの各チャンネルでは続々とサバイバル番組がスタートしています。サバイバル番組ウォッチャーとしては、喜ばしい限りです。

全体的に続編ものが多い感じですが、やはりヒット番組の続編は作りやすいんでしょうね。映画にしてもケーブルテレビにしても。まあ、面白ければいいんです。

今回は、ディスカバリーチャンネルで放送中の「THE NAKED XL 12人の挑戦」をご紹介します。

前編である「THE NAKED」では、「裸の男女が20日間サバイバル!」という衝撃のコンセプトで話題になったのですが、シーズン2も基本コンセプトは変わっていません。しかも、期間は40日間に延長、人数も12名(3名4チーム)に増加されています。

シーズン1は、男女のペアの人間関係が悪化していくのを固唾を飲んで見守る番組になってましたが(ごく稀に仲の良いペアもいましたが)、そのテイストはシーズン2でも受け継がれています。

なんちゅうか、サバイバル番組というよりも、一癖二癖ある人達を観察する番組というか・・・ 
自分の考えをはっきり主張するお国柄が出ていてオモシロいです。これを日本でやったら、何もトラブルが起こらずに粛々と進んでいくつまらない番組になってしまうのかもしれません。

肝心のサバイバルですが、サバイバル番組となってはいるものの、前述したように人間ドラマがメインなので、水の確保や火起こし、食料調達などは、あまりスポットが当てられません。このあたりは、シーズン1よりも薄まったのではないでしょうか。そういう意味では、サバイバル・マニアには物足りない内容かもしれません。

まだ放送が始まったばかりなので、どのチームが40日間のサバイバルを生き残るのか、暖かく見守っていきたいと思います。

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