シートベルトカッターを常備する

クルマが水没すると、水圧がドアにかかり、内側からは開けられなくなるらしい。

そうなると、窓ガラスを割って脱出しなくてはならないが、クルマの窓ガラスは強化ガラスのため、ちょっとやそっとでは割れないようだ。

煽り運転の被害にあってクルマを強制的に停められた場合、防衛策として「窓ガラスを閉めてドアロックする」のは、窓ガラスは素手では割れないからだそうである。

もし、ジムニーで林道を走行中、路肩を外して10m下まで滑落した場合、ボディが歪んでドアが開かなくなる可能性がある。山の中を走っていれば、虫が飛び込むので窓も閉めている。

山の中に住んでいるので、ジムニーごと水没する可能性は少なさそうだが、万一ということもある。

これは対策が必要だろう。ということで、ググってみるとシートベルトカッターがよさそうだ。端の部分が鋭角になっていて、窓ガラスを割ることができるようになっている。

シートベルトを切ることもできるので、シートベルトが外れなくなっても安心。いろんな種類のものがあるが、アウトドアマンとしてはガーバー製をチョイス。

設置場所は、運転席からも助手席からも手が届くあたりにした。

万一のとき、運転席と助手席のあいだで奪い合いにならないことを祈る。

後部座席からは手が届かないので、もうひとつ購入して助手席後ろのポケットに入れておいた。

本当は、窓ガラスを割ったりシートベルトを切ったりしてテストしたいところだが、そうもいかない。試しにパラコードを切ってみたら、意外とスッパリ切れた。これならシートベルトくらいは切れそうだ。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA