PD35の革ケースを自作する。

普段使いでPD35を使っていますが、標準のケースがヘタってきたので、革で作ってみます。

PD35
FenixのPD35を普段使いしています。Made in chinaにしては珍しく、品質の良い製品です。
オリジナルケース
ライト本体は良いのですが、付属のケースはペラペラです。案の定、1年ほどでサイドが破れてきました。

今回は、PD35本体とファイアースチール、小型のナイフ(バークリバーEPK)を収納できるケースにしたいと思います。ファイアースチールは、ブラボー1のシースと同様、サイドにループを付けます。問題はEPKですが、アレコレ考えた結果、PD35と重ねるようにしてみました。

型紙
まずは型紙作成から。厚紙で作ったほうが良いのですが、自分用なのでその辺の紙でヨシとします。

フタの留め具は、木にしてみました。

留め具材料
適当なサイズの端材を使います。硬い木は加工がタイヘンなので、柔らかいものを選びましたが、後々裏目に出ることになります。
留め具
ほぼ削り出せたところで、ぱっかり割れてしまいました・・・ 薄くしすぎたようです。

木製の留め具はあきらめて、革のみで作ることにしました。まずは型紙どおりに革を切り出します。

切り出し後
前に買った栃木レザーの革を使用。濃紺に見えますが、緑色です。
原型作り
切り出した革を水で濡らし、柔らかくなったところで、原型を作ります。はみ出る部分もありますが、後で調整するのでOK。
仮止め
縫い合わせるところを木工用ボンドなどで接着します。

接着剤が乾いたら、縫っていきます。私の場合、手縫いなので時間が掛かりますが、ミシン縫いよりも丈夫に仕上がります。5時間ほどで縫い終わりました。久しぶりの割には、なかなかの出来です。

EPK
バークリバーEPKは、ライト本体の真裏にくるようにしました。取り出しにくいですが、非常用として割り切ってます。ただし、刃物の携帯は銃刀法や軽犯罪法で規制されていますので、普段は携帯できません。あくまで出猟時のバックアップのバックアップ、くらいの位置付けですね。
ファイアースチール
普段から、ライトと一緒にファイアースチールも持っておきたいと思うのは私だけでしょうか? イザというときに明かりや火を確保したいですもんね。ループの直径はバークリバーのシースと同様、6mmです。
完成裏
ベルトループ側から。ベルトループは2重に縫ったほうが良かった。
完成
PD35、EPK、ファイアースチールを全て装着した状態。ちょっと大き目ですが、許容範囲内でしょう。

 

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