焚き火

こんにちは。
私は狩猟で山に入るとき、毎回焚き火をします。そのとき、必ず徹底しているのが「元の状態に戻す」「焚き火の大きさは手をかざす程度」のふたつです。

山を歩いていると、たまに焚き火の跡に出くわすことがありますが、アレはダメですね。マナー違反というかなんというか、ゴミを捨てるのと同じだと思いますので、山に入る資格がないと思います。

一説には「(直火による)焚き火自体がダメ」という意見もあります。私もこれが気になったので色々調べてみたのですが、「何故ダメなのか?」がよくわかりませんでした。「地中の微生物への影響」とか「ダイオキシンの発生」が主な反対意見のようですが、納得のいくような理論的な説明を見たことがないんです。

以前テレビで見たユーコン川のガイドの人は、自然環境への配慮は徹底している一方、焚き火は平気でやってました(直火で)。ただし、焚火をする場所は決まっているようです。テレビには映ってませんでしたが、焚き火の後始末はきちんとやっていたのではないかと推察します。あれだけ環境に配慮し自然の中で生活している人が、普通に焚き火を楽しんでいるのです。

という訳で、「元の状態に戻す」「焚き火の大きさは手をかざす程度」を守りつつ焚き火を楽しんでいる訳ですが、面白そうなモノを見つけたので使ってみました。

袋

手のひらサイズの袋を開けると、ステンレスの板が折りたたまれたものが出てきます。これは「Fire Box Nano」といって、小型の焚き火台なんです。

折り畳み

厚みは6~7mmしかなく、重量も170gほどしかないので、バックパックのポケットに放り込んでおいてもまったく苦になりません。

折り畳まれた状態からパタパタと開いていくだけで簡単に組み立てられます。あちこちに穴が開いていて、煙突効果によって燃焼を促進するそうです。

組立てた状態

コレがあれば簡単にお湯もわかせそうなので、お昼ごはんはおにぎりとカップラーメンという贅沢も可能かも。一度山に持って行ってテストしてみます。

ファイヤーボックスナノ

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