ベア・グリルズさんの新番組「サバイバル・チャレンジ」が面白い。

ベア・グリルズさんの新番組がディスカバリーチャンネルで始まりました。

ベアさんと言えば、同じくディスカバリーチャンネルの番組「サバイバル・ゲーム」(原題:Man Vs Wild)で、常人には到底真似できないサバイバル技術を披露し、「もし同じような状況で遭難したら、生き残るのは無理だな、こりゃ」と視聴者を絶望させたサバイバルの達人です。

特筆すべきはその悪食ぶりで、とにかくなんでも食べ(飲み)ます。「貴重なタンパク源です」「原住民にとってはごちそうです」といいつつ食べる姿は圧巻。思い出す限りベアさんの食べたものを挙げてみると・・・

  1. イノシシ、ウサギ、シマウマ
    イノシシやウサギは罠で獲ってました。こんなのは朝飯前です。アフリカでは、なにかの捕食動物が食べ残したシマウマを(生で)食べてます。その他、哺乳類を見つけると生死に関わらず食べようとします。
  2. ヘビ、カエル
    ヘビはかなり登場しますが、ほとんど食べます。カエルも食べます。手のひら大のカエルの頭を生きたまま食いちぎり、そのまま全部食べてしまうのにドン引きしない人はいないでしょう。
  3. サソリ、甲虫、ミミズ
    手軽な栄養源として、しょっちゅう登場します。見慣れてくると、「あ、タンパク質補給できた、ラッキー」くらいの感覚です。
  4. その他の虫類
    その他、触るどころか見るのもイヤなものを食べます。
    世界3大奇中のひとつ サソリモドキ、ニュージーランドの特大カマドウマ ウェタ、バカでかいカミキリムシ、単2電池2本分くらいある芋虫、焚き火に集まった虫を混ぜ合わせたバグミンチなど。おえっぷ。
  5. 水分補給
    番組では、しばしば食べることよりも水分補給のほうが重要だと強調しています。ベアさんも食料調達よりも水源探しに時間を費やすことが多いのですが、砂漠地帯で水が無ければどうするか? いざとなれば泥水、自分の尿でも飲みます。

    それもダメならどうするか? ゾウのウンコを絞って飲む、死んだラクダの胃の中身を絞って飲み。うおえっぷ。

ふぅ。これだけ書くとゲテモノキャラのようですが、番組での体の張り具合も半端なく、何度も死にかけるような目に合っています。まあ、テレビ番組なのでエンターテイメントとしての演出はあるのですが、それを差し引いてもスゴイです。

そんなベア・グリルズさんの新番組「サバイバル・チャレンジ」が始まった訳で、ファンとしては楽しみにしていました。

新番組の内容は、10組のペアがニュージーランドの大自然の中で様々な難関を突破し、最後に残ったペアは賞金50万ドルを勝ち取る、というもの。射撃王(TOP SHOT)のサバイバル版みたいな感じですね。

ベアさんの役どころはというと、参加者のサバイバル度を評価する番組ホストの位置づけ。他の番組でゲストにサバイバル体験をさせたときはかなりソフトだったベアさんですが、今回は違います。
生卵くらいある何かの目玉を(生で)食べさせたり、参加者の尿と泥水を混ぜて(殺菌した)ものを1.5Lくらい飲ませたり、かなりハードな内容。

参加者の半分くらいは、1回目で帰りたそうになってます。この先番組が持つのか? 途中でベアさんひとりになってしまうのか? 目が離せません。

スポンサーリンク