極大射程を読み直す

久しぶりに「極大射程」を読み直しました。


前回読んだ時は図書館で借りたのですが、久々に読みたくなったので今回はAmazonで買いました。この本はとても面白いので本棚に置いておく価値あり、です。

内容は、ボブ・リー・スワガーという元海兵隊スナイパーが活躍するミリタリー物なんですが、ただの軍事アクションに収まらないストーリー展開が魅力で、2000年の「このミステリーがすごい!」1位に選ばれるほどです。

ただ、このシリーズ(スワガー親子3世代に渡って、何冊も刊行されてます)全般に言えることなんですが、銃関係のかなりマニアックな描写が多く、クラシックライフルの良さや弾薬がどうのこうのという話を延々と語ったりします。好きな人にはたまらんのですが、興味ない人には全く面白くないでしょうね。ストーリーが面白いので妻にも勧めたんですが、最初の5ページで寝落ちしてました。

「ザ・シューター 極大射程」というタイトルで映画化もされていますが、映画の方は普通の出来でした。原作からスナイパーや銃器に対するこだわりを削ってマイルドにした感じで、キャストも微妙。私としては、ボブ役は40代のクリント・イーストウッドってイメージでしたね。

ハンターには楽しめること請け合いの一冊です。未読の方はぜひ読んでみてください!

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