スーパーカブ(AA04)に電圧計を取り付ける。

スーパーカブ(AA04)に電圧計を取り付けました。

前回、シフトインジケータを取り付けましたが、ついでに電圧計も取り付けることにしました。

スーパーカブ(AA04)は、バッテリー点火になります。つまり、バッテリーが完全放電してしまったら、セルはもちろんキックでも始動できなくなるはずです。遠くの猟場に出掛けたとき、バッテリーがあがってしまったら山の中から帰って来られなくなる事態は避けたいので、電圧計を付けることで普段から管理をきっちりしておこうという狙いです。

しかし、よく調べてみると、AA04に搭載されているPGM-FIは、バッテリーが完全放電している状態からでもキック始動できるそうです。ホンダのサイトに詳しい解説が出ていました。さすが世界のホンダ、よく出来ていますね。

ですが、私のカブはボアアップした際、標準のPGM-FIから武川のFI-CONに変更しています。武川のFI-CONの場合、バッテリーがあがってもエンジンはかかるのでしょうか?

電圧計を付ける前に実験してみることにします。まずバッテリーが完全放電した状態を想定し、バッテリーのマイナス端子を外します。キーをONに回すと、通常はオイルポンプが動作しますが、バッテリーが切断されている今はウンともスンとも言いません。

この状態でキック開始。結果としては、10数回キックしましたがFI-CONではエンジンが始動しませんでした。キックした瞬間、メーターやFI-CONのランプが一瞬点灯することから、瞬間的に発電はされていると思われますが、エンジン始動には至らないようです。

次に、FI-CONからPGM-FIに切り替えてみます。FI-CONには、故障時にPGM-FIへ戻すためのケーブルが付属しており、簡単にPGM-FIに戻すことができます。ボアアップしたエンジンではFI-CONの使用が推奨されていますが、緊急時には仕方ないということなのでしょう。

PGM-FIを使用。
PGM-FIに戻します。

PGM-FIに戻してキーをONにし、キックします。すると・・・一発で始動しました! しばらくアイドリングしましたが、問題なさそうです。PGM-FIに戻す用意さえしておけば、バッテリーに神経質になる必要はなさそうですね。

とはいえ、すでに電圧計は買っちゃったので、取り付け作業を続行します。前回、配線周りは見ているので、だいたい見当がつきます。今回の配線は+線とアースの2本、+線はシフトインジケータのプラスへ、アースはメーターパネルから出ている配線の中から緑の線へ繋ぎます。

配線完了。
配線完了。

特に問題なく配線完了。キーをONにすると、電圧計が表示されました。ニュートラルだと12V~13Vくらいの表示ですが、回転数が上がると14Vを超えたあたりで落ち着きます。テスタで測った値とほぼ同じなので、問題なさそうです。

12V。
12V。
1速。
1速。

これでメーター周りが良くなりました。あとは、タコメーターを付けようかと思いますが、エースハンターにも手を加えたいところがあるので、少し悩んでます。

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