エアライフルを選ぶ。その1

銃の所持許可を申請するにあたり、重要なことがあります。それは、購入する銃の決定です(当たり前)。

そもそも、どのエアライフルを買うのか、まだ決めてませんでした! だって、事前にアレコレ見て触って確かめる、なんてことはできない訳ですよ。安い買い物じゃないので、色々と納得いくまで考えたいし~

ということで、アレコレと悩みながらズルズルと引き延ばしていたのですが、銃の所持許可申請をする際には書類にどの銃を所持するのかを書かないといけないのです。

エアライフルにするのは決まりとして、エアライフルにも色々と種類があります。まず大きく分けて、プリチャージ(PCP)とポンプ式の2種類があります。他にもガス式やスプリング式といったタイプもありますが、主流はPCPとポンプ式ということになるようです。

  • プリチャージ(PCP)
    銃本体に空気を充填しておき、そこから空気を小出しにして弾(ペレット)を発射します。空気の充填には、ボンベや手動ポンプを使います。ボンベには予め業者に依頼して空気を充填しておく必要があります。パワーが強く、連続で発射できるのが特徴です。高性能なだけにお値段も高く、新品で30万円以上するものがほとんどで、中古でも10数万円はするようです。
  • ポンプ式
    銃に内蔵されたポンプを手動で操作することで空気を充填し、その空気圧でペレットを発射します。代名詞とも言えるのは、シャープチバ社のエースハンター。数少ない国産品のひとつで、長らく販売されてきた実績があり、コアなファンが大勢いらっしゃいます。PCPに比べて価格が安い(中古で数万円~、新品でも15万円くらい)のも魅力です。
  • ガス式
    炭酸ガスのボンベを銃にセットし、ガスの圧力でペレットを発射します。手動でポンプを操作したり、専門の充填所でボンベに空気を入れる、といった手間がかかりません。反面、気温が低いとボンベの気化にムラが出るため、集弾にバラつきが出ることもあります。
  • スプリング式は、銃本体に内蔵されたスプリングによってピストンを動かし、シリンダー内の空気を圧縮してペレットを発射します。

以上のような種類があります。

  • 私の好み
    この中で、私が気に入ったのは、ポンプ式でした。一番のポイントは、発射するのに手動ポンプだけで済む、という点です。いくら性能が高くても、専用のボンベを充填したり、定期的に炭酸ガスを買い足したりしないといけないのは面倒くさい、と思ったのです。その点、手動でポンプするだけなら、手軽ですし維持費もかかりません。そういう意味では、スプリング式という選択肢もありますが、スプリング式が常に一定のパワーで発射するのに対し、ポンプ式はポンプ回数によって、発射パワーを調整できる(遠射の場合はポンプ回数を増やす)という特徴があり、ポンプ式の方が融通が利きやすいと感じました。
  • 銃砲店のアドバイス
    銃砲店で聞いてみたところ、イチオシはプリチャージでした。理由は、他の方式に比べパワーが強いため50mの鴨でも獲れる、5連発できるので初心者向き、ということでした。ポンプ銃はというと、単発だし30mくらいしか無理だよ、とのことです。確かにプリチャージの性能は魅力的ですが、構造が複雑な分だけ故障も多くなるような気がします。その点を聞いてみると、発売当初は故障も出たが、今ではほとんどないとのことです。
  • インターネットで調べてみた
    インターネットでいろいろな方がブログやサイトを公開しておられます。色々と調べた結果、主流はプリチャージとポンプ式の2つでした。それぞれ、オーナーさんの好みで銃のメリット・デメリットを考慮し、選択されていると感じました。

     

    ポンプ銃は前述したようにマニアックなユーザーさんが多数おられます。やはり、PCPに比べるとパワー不足は否めないようですが、やり方によっては「50mの鴨」も充分に仕留められるだけの潜在能力は持っているようです。近江屋さんのように、エースハンターを扱っているガンスミスもいらっしゃいます。

以上を考慮した結果・・・
運用のし易さ、価格の安さ、工夫すれば充分な威力、を評価して、エースハンターに決定しましたっ!! パチパチ~

早速、銃砲店に電話します。

私:「こんにちは! 空気銃なんですけど、エースハンターにします!」
銃砲店:「あ、そうですか~ 口径とレバーはどうしますか?」
私:「・・・まだ決めてません。」

次回に続きます・・・(^^;)

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