ファイヤーボックス ナノストーブ レビュー

ファイヤーボックス ナノストーブは、高さ12cm、幅8cm、重さ170gの超軽量の携帯ストーブです。この記事では、ナノストーブのレビューをお届けします。


*画像は全て店長の私物のため、使用による汚れがあります。

パーツは全て一体構造になっており、コットン製のケースが付属しています。

コットン製の袋が付属します。
コットン製のため、防水などの保護性能はありませんが、使っていると味が出てくるので私は好きです。

ナノストーブの一番の特徴は、なんといっても「超軽量」です。重量たったの170g、折り畳めば厚さ6mm。バックパックに放り込んでおいても重さが気になることはありません。

折り畳むと約6mmになります。
折り畳むと約6mmになります。

組み立ては、蝶番で繋がった本体部分を広げるだけ。とてもシンプルな構造で、誰でも簡単に組み立てられます。本体底面は真四角ではなく、少し歪んでいます。この歪みが、収納性と堅牢性を生み出しています。

蝶番で全てのパーツがつながっており、パーツを広げるだけで組み立てられます。
蝶番で全てのパーツがつながっており、パーツを広げるだけで組み立てられます。
正方形ではなく、歪んでいます。この歪みが収納性と堅牢性を生み出しています。
正方形ではなく、歪んでいます。この歪みがミソ。

本体はステンレス製とチタン製の2種類があります。大きな違いは重量で、ステンレス製は170g、チタン製は113gです。また、チタンは放熱が早く、使い終わったあとにすぐに冷めるという特徴があります(といってもステンレス製も十分早く冷めますが)。
両者とも強度は充分で、熱による変形やサビもほとんどありません。

脚部は自由に回転します。
脚部は自由に回転します。脚部は細いですが、強度は十分です。
小さなカップを乗せるときは、内向きに。
小さなカップを乗せるときは、脚部を内向きに。

ストーブ本体が小さいため、デコボコの地面で使ったり、小さなカップを載せたりすると、不安定な場合があります。私は、カップでお湯をわかすときは、ポットハンガーで吊るしています。

鋼材が細いため、熱がほとんど伝わりません。火を燃やしている最中でも、素手で持てます。
鋼材が細いため、熱がほとんど伝わりません。火を燃やしている最中でも、素手で持てます。
細い鋼材ですが、頑丈です。ただ、カップなど軽いものを乗せると滑って不安定です。
細い鋼材ですが、頑丈です。ただ、カップなど軽いものを乗せると滑って不安定です。

燃料は、薪、アルコールストーブ、固形燃料が使用できます。2015年11月よりマイナーチェンジされ(GEN2)、トランギアのアルコールバーナーを固定するためのピンが付属するようになりました。

非常用としてバックパックに入れておくもよし、アルコールバーナーのゴトクにするもよし、ちょっとした火を起こすのに重宝すること間違いなしです。ぜひお試しください。

販売ページはこちら
ファイヤーボックス ナノストーブ
ファイヤーボックス ナノストーブチタン

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