第4次レッドリストに思うこと。

2012年8月28日に環境省から公表されたレッドリストにおいて、ニホンカワウソが絶滅種に指定されました。残念です。

レッドリストとは、「日本の絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト」で、レッドデータブックとは、「日本の絶滅のおそれのある野生生物の種についてそれらの生息状況等を取りまとめたもの」だそうです。下記リンクで、詳しいデータを見ることができます。

絶滅危惧種検索はこちら

ニホンカワウソは、1979年に高知県で目撃された後30年以上目撃されておらず、「絶滅種」に指定されました。同じく絶滅したトキは、「野生絶滅」という指定なんですね。これは、飼育されているトキがいるから、という違いだそうです。

でも、飼育されているトキも中国からもらったんですよね~ トキには、渡り鳥と留鳥の2種類があるそうですが、中国からもらったトキは留鳥だそうです。外国の鳥をもらったから絶滅じゃないよっていうのは何かおかしいような・・・

もちろん、トキを復活させる取り組みのなかで得られるものは大きいと思いますけどね。それはそれとして、レッドリスト上は「絶滅種」でいいんじゃないでしょうか。個人的には、トキやカワウソのような絶滅種を出さないために、生態系と環境を守っていく生活を心掛けたいと思います。

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