ライフルレストを自作してみる。

エースハンターのスコープを調整したり、射撃場でゼロインを行う際、ライフルレストを使用します。エアライフルは反動がないので、それほどしっかりしたものでなくてもOKです。数万円で入手できるようですが、壊れた三脚があったので自作してみることにしました。

自作といっても、先台の部分を支える凹型の台を作るだけです。本体は木製で、先台に触れる部分に革を張ることにしました。まず、端材を使ってだいたいのU字型を作ります。

材料は、その辺に転がっていた端材を使います。貧乏性のため、端材を捨てることができないのですが、こういうときは役立ちますね(^^;)
材料と工具

端材を加工して凹型に切り出します。
原型

裏側には、三脚に固定するための穴を開けます。手動ドリルで大体の穴を開け、ヤスリでサイズを微調整しました。
裏

次に水で湿らせた牛革を先台に当て、形を整えながらU字型に貼り付けていきます。硬い革でも水分を含むとやわらかく変形し、形を整えることができるんです。何枚か革を重ねてちょうどよい形にしていきます。

これを三脚に取り付け、ライフルレストの完成です。剛性は低いですが、調整作業をするだけなら充分でしょう。

とりあえず、問題なく使えそうな気がしますが、三脚を使っているので固定位置が高くなります。射撃場では三脚は使わずに低めの台を用意したほうがよさそうです。と、思っていたら、親戚の軽自動車を廃車にすることになり、車載のジャッキを入手できました。

ライフルレストの自作といえば、ジャッキを加工して使っている人もいらっしゃいます。確かに、安定していて高さの微調整も簡単なので、使い勝手が良さそうです。射撃場ではジャッキを使ってみようと思います。

次は、エアライフルを持ち運ぶのに必須! ガンケースも自作してみます(^^)

スポンサーリンク